当社は2004年6月に営業支援事業を開始し、2024年5月期で20期目となります。ここまで事業を行うことができるのもひとえに当社に仕事を頂けるお客様のおかげです。あらためて深く感謝を申し上げます。

2020年は何と言っても新型コロナウィルスによる影響が大きくあった年となり、当社が営業支援事業を行うBtoBの新規顧客開拓領域においても大きな変化がありました。最も大きかったものとして、テレワークの浸透による電話営業の効率の低下があげられます。

電話営業の効率の低下は特に東京首都圏のオフィス系企業に対しての電話営業に顕著に表れており、ここに限定すると新型コロナウィルス蔓延の前後では約70％の電話営業の効率低下が見られます。

そこで注目をされ導入企業が増えた手段が、問い合わせフォーム送信や直メール送信といったメール系手段です。メール系の手段は受け取る側の勤務体系に依存しないため、テレワークを行っている企業に対してもアプローチができる手段として市場に定着することとなりました。

当社は営業支援事業の中で、電話営業の支援を15年以上に渡って取り組んできています。通常そのような企業にとって問い合わせフォーム送信などのメール系手段は、電話という手段を脅かす手段でもあり、実際に問い合わせフォーム送信を薦める他の企業のWebサイトには電話営業を否定するような言葉も多く見受けられます。

しかし、当社は営業支援事業を行う企業として、電話営業と利益相反するかもしれない手段であったとしても、お客様が新規顧客開拓を行うために有益なのであれば自ら手段提供するべきと考え、2020年6月に正式に問い合わせフォーム送信のサービスをリリース致しました。それ以来こちらのサービスも多くのお客様のご支持を頂き、電話営業と並び問い合わせフォーム送信も当社の主力サービスとしてご提供ができるまでになりました。

これからも営業支援事業を営む企業として、市場の状況に合わせお客様の新規顧客開拓の役に立つことができるサービスのご提供を行い、社会に対して価値のある存在となれるよう取り組んでいきます。